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宇仁繊維 21春夏/「女性らしさ」を意識/サステも重要テーマに

2020年04月15日(Wed曜日) 午後4時3分

 宇仁繊維(大阪市中央区)は21春夏向け生地提案で、フェミニンスタイルへの移行を意識して「女性らしさ」を表現する生地を充実させる。サステイナビリティー(持続可能性)対応も重要テーマに位置付ける。

 同社は新型コロナウイルス感染拡大防止策の一環として、4月に予定していた各所での21春夏向け個展を休止した。近年は4月と6月に来春夏向けの提案を行っていたが、今回は6月に一本化する。ただ、「新型コロナのまん延の程度によっては再び休止する可能性もある」(宇仁麻美子専務)としている。

 21春夏向けは「女性らしさ」がポイントになるとしつつ、テーラードスタイルやシンプルスタイルも継続するとして、トレンドが続く麻調合繊や綿・麻、ポリエステル・麻、麻100%を「女性らしいカジュアル」として打ち出すほか、20秋冬から人気が高まるとされる薄地のサテン、ハリ感のあるオーガンジーなどを取りそろえる。各種シワ感のある生地も人気を博すとみてバリエーションを拡大して打ち出す。

 最も女性さしさを表現するゾーンでは、カラーサテン、カラーレース、花柄プリントにラメストライプを組み合わせた生地などを、「暗いニュースが多い中、あえて明るめのカラーとぜいたく感のある生地を充実」させる。

 サステイナブル(持続可能な)素材としては、再生ポリエステル使いを拡充するほか、「ベンベルグ」や「テンセル」などで環境配慮のニーズに対応。ものを長く使うという意識の高まりを受けて上質さを兼ね備えた耐久性のある素材も用意する。