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モリリン/設立120周年に向け準備/来期から中期3カ年計画開始

2020年04月23日(Thu曜日) 午後2時44分

 モリリンは今期方針として、(1)新規販路の拡大と新規商材の開発(2)品質向上・生産背景の集約と見直し(3)組織マネジメントの高度化――に取り組む。さらに、4年後の設立120周年に向け、中期3カ年経営計画(2022~24年)への足固めの年とする。

 単体売上高は新型コロナウイルス感染拡大前の策定で、1千億円(前期比1・0%増)を目指す。経常利益は19年2月期並みの25億円(21・9%減)を計画する。

 国内関連会社は売上高179億円(1・7%増)、経常利益2億5千万円(前期は2億5千万円の赤字)、海外関連会社は売上高166億円(1・8%増)、経常利益6億5千万円(同)を計画。関連会社を含む単純合計では売上高1345億円(1・2%増)、経常利益34億円(5・5%減)を見込む。

 新規販路の拡大と新規商材の開発は各事業グループで注力を継続する。例として、産業資材Gは関連会社イワキ(福島県本宮市)との協働でホームセンターへの販路拡大を図る。広告サインや什器(じゅうき)関連の販路開拓も行う。

 品質向上・生産背景の集約と見直しや、採算が見込める受注案件への注力といった利益率の管理徹底も継続して行う。適時・適品・適量供給の精度を磨き上げ、ロスの徹底排除も重要課題として取り組む。

 組織マネジメントの高度化の一環で、3月1日付から業務企画部に海外事業統括部を海外事業統括室へ組織変更して組み入れる。モリリン本体の国内事業と国内関連会社を、海外事業と海外関連会社を一元的に管理する体制に改組した。

 「モリリンがどう変わらなければならないかを議論」(森正志社長)しつつ、モノ作りの原点回帰・人材育成の注力・働きやすさの追求を続ける。