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伊藤忠商事繊維カンパニー/新型コロナ影響で減収減益/今期は純利益230億円へ

2020年05月12日(Tue曜日) 午前11時29分

 伊藤忠商事繊維カンパニーの2020年3月期連結決算は、収益5374億円(前期比9・5%減)、売上総利益1074億円(9・6%減)、営業利益124億円(50・1%減)、純利益90億円(69・5%減)だった。

 暖冬や新型コロナウイルスの影響などでアパレル関連事業が軒並み販売不振に陥った。繊維原料を含め全般的な需要低迷も響き減収となった。

 減収要因に加え、海外債券に対する引当金により営業利益が大幅減。さらに、将来への懸念材料を低減するための処理を断行した上、前の期に計上した海外アパレル関連事業の売却益の反動もあり、純利益も大きく落ち込んだ。

 今期は純利益230億円を見込む。新型コロナ禍の影響に伴い、アパレル関連を中心に低調な販売が継続するとみるが、経費削減の効果と前期の一過性損失の反動などにより増益を計画する。