メーカー別 繊維ニュース

2020年3月期業績

2020年05月15日(Fri曜日) 午前11時14分

〈繊維苦戦で損失拡大/オーミケンシ〉

 オーミケンシの連結決算は売上高90億円(前期比7・4%減)、営業損失2億700万円(前期は1億4800万円の利益)、経常損失4億7300万円(同1億6800万円の損失)、純損失23億円(同8億4千万円の損失)だった(短信既報)。

 繊維事業は売上高70億円(10・9%減)、営業損失4億200万円(同800万円の利益)だった。原燃料のコストアップに対する価格転嫁の遅れや販売減少で苦戦した。

 今期は連結売上高56億円(38・0%減)、営業損失1億3千万円、経常損失7億5千万円、純損失20億円を見込む。

〈ニットシャツが好調/山喜〉

 山喜の連結決算は、売上高153億5500万円(前年同期比0・3%減)、営業利益9400万円(前年は4億2千万円の損失)、経常利益1億4100万円(同3億400万円の損失)、純利益7600万円(同3億5800万円の損失)と減収ながら利益は大幅に改善した(短信既報)。

 ビジネススタイルのカジュアル化で、シャツがトップスになる機会が増え、ニット素材の超形態安定シャツが好調に売れた。コスト低減や経費削減の効果が表れた。

 事業セグメント別では、国内販売が利益額を大きく改善させた。製造は中国(上海)工場の生産効率が悪化し、減収減益。海外販売は、受注減少で損失700万円を出した。

 21年3月期の連結業績予想は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を現時点で合理的に算定することが困難であることから未定とする。