タイ 下着サビナ/布製マスクの製造・販売を強化

2020年05月21日(Thu曜日) 午後1時20分

 タイの女性用下着メーカーのサビナは、新型コロナウイルス感染症の流行を機に開始した布製マスクの製造・販売をさらに強化する方針を明らかにした。12日付「クルンテープ・トゥラキット」が報じた。

 タイでは新型コロナの流行が終息に向かい始めているが、ブンチャイ最高経営責任者(CEO)は「新型コロナの再流行への懸念からマスクの需要拡大は今後もしばらく続く。微小粒子状物質『PM2・5』の問題もあり、マスクが下着と同じような日常の必需品となる可能性もある」と指摘。今後も布製マスクの製造・販売を継続する考えを示した。

 病院、レストラン、コーヒーショップなどの従業員向けマスクのOEMの受注を拡大するほか、今月中に自社ブランド製品「トリプルマスク」の販売も開始する。日本の繊維評価技術協議会の品質認証制度「SEKマーク」を取得した三層構造のマスクになるという。OEMは500万枚以上を受注した。

 サビナは、バンコクのタープラ、バンコク西郊ナコンパトム県のプッタモントン・サーイ5、東北部ヤソトン、ブリラム、中部チャイナートの工場5カ所で布製マスクを製造する体制を整えた。これまでに国立シリラート病院などと共同開発した高性能の布製マスク「ウィン・マスク」20万枚を病院に供給した。

〔NNA〕