上海梅龍鎮伊勢丹/ネット通販を18日から開始/初年度目標は構成比5%

2020年06月16日(Tue曜日) 午後1時18分

 【上海支局】三越伊勢丹ホールディングスのグループ会社、上海梅龍鎮伊勢丹百貨は18日、ネット通販に乗り出す。顧客の囲い込みの一貫として展開し、リアル店舗の活性化につなげていく。初年度は、ネット通販の売り上げ構成比を約5%にすることを目指す。

 大手ネット通販各社が大型セールを行う618(6月18日)のタイミングで、SNS「微信(ウィーチャット)」ミニプログラムのネット通販サイトを正式リリースする予定だ。同店2階の化粧品の自主運営フロアに出店する15ブランドから始め、徐々に取り扱いブランドを増やしていく。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、消費のネットシフトが加速しており、それに対応することが狙いの一つ。ただ売り上げの拡大だけなく、「顧客といつでもつながれるオンラインを活用し、本業のリアル店舗に来ていただく仕掛けを用意する」と吉田正輝総経理は話す。

 同店は今年、顧客の囲い込みのため、会員の獲得に力を入れている。会員資格は、リアル店舗での200元以上の消費で得られる。今回のネット通販も、会員限定で展開していく。

 同店の売り上げは、新型コロナの打撃から回復しつつある。2月の売上高は前年同月に比べ75%減ったが、3月は50%減、4月は25%減、5月は15%減となった。