瀧定紡織品〈上海〉/小ロット・短納期対応で挽回へ/10年ぶりにインテキ深セン出展

2020年06月23日(Tue曜日) 午後1時25分

 【上海支局】瀧定名古屋の現地法人、瀧定紡織品〈上海〉は、7月15~17日に深セン市(広東省)で開かれる服地・副資材見本市「インターテキスタイル深セン アパレルファブリックス2020」に約10年ぶりに出展する。小ロット・短納期対応を打ち出し、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受ける中国内販の挽回を図っていく。

 同展では、小ロット・短納期のニーズが高まっていることから、国内でストックし、クイックデリバリーに対応する秋冬向け合繊混織物などの訴求に力を入れる。

 同社は、新型コロナの国内感染が抑えられ、社会の正常化が進んだ4月から営業を再開。4、5月と2カ月連続で21春夏個展を上海市内で開いた。

 新型コロナの内販への影響は大きい。「店頭が厳しく、百貨店アパレルは生産に慎重になっている」と吉田秀之総経理は話す。一方のネット通販の顧客は増えているが、全体の落ち込みをカバーするには至っていない。

 ネット通販ブランドの台頭により、小ロット・短納期ニーズがこれまで以上に高まっている。そのため今後は、国内でのストックをさらに充実させるなどの対応が求められそうだ。