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三菱ケミカル 21春夏婦人服地/ウオッシュドシルク調を新開発/サステ意識した打ち出しも

2020年06月24日(Wed曜日) 午後1時12分

 三菱ケミカルは21春夏向けの「ソアロン」婦人服地で、新たに開発した「ソアトリュフ」「グランアイアス」を打ち出す。サステイナビリティー(持続可能性)への要望が高まっていることにも対応し100%使いで展開してきた「ソアロンティス」の幅出しを急ぐ。

 同社は21春夏のトレンドについて、フェミニンなトレンドが継続する一方で、「よりナチュラル、リラックスを求めるニーズが強まる」(西日本支社コンシューマープロダクツセグメント・坂本宜士セグメント長)と見通す。

 このため、いずれの流れにも対応できるような商品ラインの拡充に力を入れており、この一環としてソアロンによる二つの新素材をこのほど開発した。

 ポリエステルとの複合でパウダリーなタッチ、ウオッシュドシルクのような表面感を持たせた「ソアトリュフ」を開発。薄地織物を中心に21春夏から投入する。

 販売が好調な麻調「アイアス」をシリーズ化。よりざっくりとした表面感を強調した新タイプ「グランアイアス」をラインアップする。

 婦人服業界でも「ここに来てサステイナビリティーへのニーズが高まってきた」としており、欧州を中心にサステ素材として年々、その存在が浸透しているソアロンティスの商品ラインを改めて売り込んでいく。

 新型コロナウイルス感染症拡大によって「新しいニーズが生まれる」とも見通しており、ソアロンに施す抗菌・制菌加工の開発に取り組んでいるほか、ソアロンによるファッション性を重視したマスクの商品化を急いでいる。