ごえんぼう

2020年06月26日(Fri曜日)

 近所に有機農産物を扱う八百屋がある。間口二間ほどの小さな店だが、旬の野菜や果物がおいしく、スーパーよりも高いがよく利用している▼定休日は日曜・祝日。平日午後、前を通りかかるとシャッターが下りている。数日して店の人に「この間、閉まっていましたね」と聞くと「しんどくて週に2日は短縮営業」と言う。店舗は数人の近所の人が切り盛りしているようで、お年を召した方も多い▼事情を聞くとコロナ騒動以来、客が増えて仕入れ、接客が大変らしい。外食が減り、おうちごはんが増えたと報道されているが、こんな小さなお店にも影響していることに驚いた。通常8時間の営業を4時間に減らして「体力温存」とお姉さん▼繊維産地では稼働率が通常の半分以下という工場も少なくない。小売店は通常営業に戻ったが、コロナ対策に四苦八苦。今年は大恐慌以来のマイナス成長となる。長丁場の戦いに備えるほかない。