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三陽商会20秋冬婦人服/暖冬対策と画面映えで/発注量は半減の計画

2020年06月05日(Fri曜日) 午後3時24分

 三陽商会の20秋冬婦人服は暖冬やカジュアル志向を受けて中間アウターを強化しつつ、リモートワークの増加で“画面映え”商品を提案する。昨年の暖冬で秋冬在庫が残っており、今秋冬の発注量は半減の計画である。

 「マッキントッシュ ロンドン」は残暑・暖冬を意識して中間アウター(ニットアウター)を強化する。軽いウール・アクリルのコート、フワフワモコモコのニットアウター、ホールガーメントのロングニットカーディガンなど。マルチウエーやレイヤリング機能を付加した3ウエーコート、シンダウンにエコファーのジレを組み合わせたコートも提案する。

 昨年の軽衣料の構成比は全体の47%だったが、今年は65%に引き上げ、暖冬や在宅勤務などに対応。ブラウスやニットが中心である。素材の上質化などもあり、平均上代は5%アップで設定。秋冬の仕入れは半減で計画する。

 「ポール・スチュアート」は強みのビジネスラインを強化する。エグゼクティブ向けファーストジャケットに加え、働く女性の出張シーンを想定した「ビジネストリップ」シリーズを打ち出す。出張に必要なきちんと感と機能性(着心地、軽さ、防シワ、手洗い)を持つ。「出張は自粛中だが、リモートワークでも着用できる」と言う。

 ジャケットを着ないワークスタイルとしてプリントのセットアップ、表情感のあるボータイブラウスなども投入、「画面映え」する。暖冬対策ではライトアウターを拡充。価格は横ばいだが、洋品関係は若干下げる。発注量は半減の予定。

 「エポカ」は好調の「ラ・マリア」シリーズ(コーディネートできるニットアイテム商品群)で、レザー見えする布帛生地との組み合わせを図る。「ラ・マリア・イン・カーサ」も、ノンミュールジングウールを使用して継続展開。暖冬対策ではカジュアルアウターを拡充し、特に異素材コンビで特徴を出す。中心価格は維持しながら、アウター、ボトムを中心に価格幅を上方に拡大。発注量は半減の見込み。