ごえんぼう

2020年07月01日(Wed曜日)

隣の芝生は青く見えがちだが、アフターコロナに向けた復興策で、日欧の差が気になっている▼ドイツの経済・エネルギー省などが組織する「プラットフォームインダストリー4・0」が先月、「新型コロナの世界的流行を受け、インダストリー4・0の流れは加速する」と発表した。同国が産学官連携で進めるスマートファクトリーの国家プロジェクトは、コロナ後の世界で競争力をより発揮すると、復興策を方向付ける▼一方、欧州議会はコロナ後の経済を復活させるため、持続可能性、農業食糧システム変革などのためのグリーン投資に注力すると発表。コロナ克服後にサーキュラーエコノミー(循環型経済)を見据える▼デジタルもグリーンも今後の社会に不可欠なビジョンである。ただ、「元の姿に戻す」というどこかの国の単純な方針とは次元が異なる。コロナ危機はどこの国も同じだが、そのさなかの施策に次のビジョンはあるか。