ベトナム1~6月の輸出額/繊維・縫製品は15・5%減の128憶ドル/全体は1.1%減の1200億ドル

2020年07月02日(Thu曜日) 午後1時17分

 ベトナム統計総局(GSO)が6月29日に発表した2020年上半期(1~6月)の輸出額(速報値)は、前年同月比1・1%減の1212億1千万ドルだった。輸入額は3%減の1171億7千万ドルで、貿易収支は40億4千万ドルの黒字だった。新型コロナウイルス感染症の影響を受けているが、輸出入ともに前月までの伸びからは回復傾向にある。

 1~6月の輸出額のうち、外資企業が798億3千万ドルと全体の66%を占めたが、前年同期から6・7%減少した。他方、地場企業は、11・7%増の413億8千万ドルだった。

 品目別の最大は「電話・電話部品」で8・4%減の215億ドル。以下、「電子・電子部品」が24・2%増の193億ドル、「繊維・縫製品」が15.5%減の128億ドル、「機械・機械設備」が25・2%増の103億ドルなどと続き、上位4品目が100億ドル超えで全体の過半を占めた。

 国・地域別に金額でみると最大の輸出先は米国の303億ドル。前年同期から10・3%増加した。以下に中国(17・4%増の195億ドル)、欧州連合(EU、8・8%減の161億ドル)、東南アジア諸国連合(ASEAN、14・2%減の111億ドル)、日本(2・3%減の94億ドル)、韓国(2・3%増の93億ドル)などが続いた。

 輸入品目のトップは、「電子・電子部品」で13・3%増の270億ドル。次いで、「機械・機械設備」(4・2%減の169億ドル)、「電話・電話部品」(3・7%増の60億ドル)などだった。

〈6月の輸出額は2%減〉

 6月単月の輸出額は、前年同月比2%減の210億ドル。うち、地場企業による輸出は7・3%増加したものの、外資企業は6・7%減少し、米国およびEU市場の需要減退の影響を受けた。輸入額は、5・3%増の205億ドルで、貿易収支は5億ドルの黒字だった。

 輸出の品目別では、「電子・電子部品」が26・6%増の38億ドルで最大。「電話・電話部品」32億ドル(15・3%減)、「繊維・縫製品」22億ドル(23・6%減)などが続いた。

 GSOは、5月の貿易額の改定値を発表した。5月の輸出額は191億8600万ドルで、推計値から6億8600万ドル増えた。輸入額は181億7600万ドルで、同12億2400万ドル減った。貿易収支は10億1千万ドルの黒字となった。〔NNA〕