ベトナム中心に素材開発/韓国イーランド

2020年07月03日(Fri曜日) 午後1時25分

 韓国のアパレル大手イーランドが、ベトナムを主軸とした素材開発に乗り出している。アジア市場の開拓につなげる。韓国業界紙が伝えた。

 ベトナム、中国、インド、ミャンマー、スリランカ、バングラデシュの6カ国に15拠点を擁しており、素材生産を行う工場を「AFU(Asia Fabric Union)」として一括運用する計画だ。ベトナムと香港が企画立案とAFUの管理を担う。ベトナムでは、ホーチミン市が紡績・製織・染色・加工を、南部ドンナイ省が交織生地の製造を担当。インドでは製織や染色を手掛ける。

 ベトナムは、AFU計画の実現の中心となる。イーランドは2009年、同国のアパレル企業タインコンを買収していた。同社の年産能力は2400万枚。韓国暁星や米国デュポンなどの大企業とも協業している。研究開発センターで機能性生地や原糸を開発しており、AFUとの相乗効果を発揮させる。〔NNA〕