「インターテキスタイル深セン」の日系出展者/“リベンジ”で来場者増える/ネット通販顧客の開拓に重点

2020年07月17日(Fri曜日) 午後1時19分

 今日17日に閉幕する「インターテキスタイル深セン アパレルファブリックス2020」の日系出展者6社のブースは初日、来場者数が昨年展を大幅に上回り、100~150社に達した。新型コロナウイルス禍で年初から各展示会が中止になったことなどが反動となり、来場者数が伸びたとみられる。上海や北京、杭州など深セン・広州エリア以外の来場者も少なくなかった。

 日系出展者はスタイレム、瀧定名古屋、サンウェル、双日ファッション、SHINDOの現地法人と増井の代理商の6社が出展。いずれも備蓄品を武器に、新型コロナ流行の後も相対的に元気の良いネット通販顧客の開拓に重点を置く。

 「(同展ブースに)ネット系顧客も来ている」と、サンウェル関係者は話す。同社はトリアセテート繊維使いのアウター向け生地や尾州産地で生産するウール生地などを出展。新型コロナ禍の影響で顧客のネットシフトが進み、小ロット・短納期ニーズがますます高まる中、同社はトリアセテート繊維使いの日本製生地の中国でのストックを始めた。

 スタイレムはドレープ、シルクタッチの滑らかな肌触り、高級感のある光沢などを特徴とする合繊混織物を前面に打ち出す。同社ブースには広州や東莞を中心に上海、杭州、青島など幅広いエリアの顧客が訪れている。

 SHINDOは日本と中国の自社工場で生産する細巾リボン・テープを出展。在庫商品を有し、QRに対応していることを訴求する。昨年までローカル企業のエリアに出展してきたが、今年は日本企業の集まるエリアを選んだ。これが功を奏し、初日来場者数は、昨年の会期3日間の合計とほぼ同じ約150社に達した。