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トンボ・スポーツMD本部/昇華転写が安定感堅持/新規の大半占め販売支える

2020年07月21日(Tue曜日) 午後1時6分

 トンボのスポーツMD本部は、新型コロナウイルス禍による学校の休校で夏物の買い替え需要が減少したことから、2020年6月期の部門売上高が前期比微減となった。それでも今入学商戦では自社ブランド「ビクトリー」と、「ヨネックス」ブランドで新規採用校を堅調に獲得。昇華転写プリントの商品が引き続き堅調で新規の大半を占めており、今後も同加工の訴求を強める。

 ビクトリーでは、独自開発の軽量ポリエステルニット使いのウオームアップウエア「ピストレ」に、昇華転写プリントを施した商品の販売が堅調に推移。軽さや保温性も継続して評価されており、学販だけでなくバレーやサッカーなど部活動のウエアにも広がっている。

 同社は美咲工場(岡山県美咲町)に昇華転写プリントの専用プリンターやCAM(自動裁断機)を持つが、12月までにプリンターを増設して生産キャパシティーを確保する。「昇華転写はスポーツのアイテムと親和性が高い。新型コロナ禍によるマイナスを取り返していく」(営業統括本部の河本光正スポーツMD本部長)。