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輸入卸のヤマツゥ/米高級ジーンズ「セブン」再上陸/知名度生かした戦略も

2020年07月29日(Wed曜日) 午後1時7分

 輸入卸のヤマツゥ(東京都品川区)は、イスラエルのデルタガリル社が展開する米高級ジーンズブランド「セブン・フォー・オール・マンカインド」の日本における独占輸入販売権を取得した。19秋冬シーズンから一部卸先を開拓し、20春夏から本格的に販売をスタート。初年度は1億円(下代ベース)の売り上げを見込む。

 同ブランドは2000年に米国ロサンゼルスで創業。その後、プレミアムジーンズブームをリードする存在として、米国や欧州、日本で人気を博した。米国では衣料品大手のVFコーポレーションがセブンの運営を担ってきたが、16年にデルタガリル社が同ブランドを買収。現在も北米46店舗、欧州・中東37店舗、中国・香港12店舗の直営店を出店している。

 日本では一時撤退していたものの、ブランド知名度を生かせると判断したヤマツゥが販売権を取得。19秋冬は、日本市場に向けて定番物を軸に販売してきたが、20春夏から品番数を増やし、30~40代男女に向けて販促を強化する。

 同社の山本宏之社長は「19秋冬シーズンで市場リサーチを行い、20春夏から本格展開を開始した」と話す。ジーンズは2万円台前半~3万円台後半の価格帯になっている。

 既に伊勢丹新宿本店や阪急うめだ本店などの自主編集売り場に商品を提案し、ハイウエストのアンクルスキニーやスリムフレアシルエットなどを投入している。

 ブランド創設20周年を迎えた20春夏は、グローバル・クリエーティブ・ディレクターにサイモン・スパー氏を迎え、主力製品のアップデートを実施。同氏は「イヴ・サンローラン」でエディ・スリマン氏のアシスタントを務めたほか、「ckカルバンクライン」「ラルフローレン」などでキャリアを積んだ。