不織布の生産停止、マスク販売減で/中国・鹿港文化

2020年08月06日(Thu曜日) 午後1時21分

 紡績企業の江蘇鹿港文化(江蘇省張家港市)はこのほど、マスクの材料となるメルトブロー不織布の生産を停止すると明らかにした。マスクの販売量が急減した影響で価格が大幅に下がったためと説明している。ニュースサイトの「金融界」が伝えた。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、中国ではマスクの材料の需要が急増し、異業種からの参入が続出した。鹿港文化はメルトブロー不織布の生産ライン3本を稼働させ、日産能力は4㌧に上る。

 だが、マスク需要が落ち着いたのに伴い、一部の企業が在庫消化を加速。メルトブロー不織布の販売価格は既に原材料コストを下回る状況という。

 同社は不織布市場が回復すれば、生産を徐々に再開させていく方針。

〔NNA〕