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東レACS「サイフォームマジック」/帳票ソフトの用途拡大/業務改革への活用を提案

2020年08月26日(Wed曜日) 午後1時11分

 東レACSは、縫製仕様書・帳票連携ソフト「XIFORM MAGIC(サイフォームマジック)」を活用して業務改革を支援するサービスを拡充する。9月から、作成した縫製仕様書のデータをクラウド上で管理するサービスを開始する。簡単な無線ボタンの操作で、縫製などの工程の情報収集ができるシステム「工場コックピット」も提案する。ITツールの販売だけでなく、顧客が抱える生産の課題に応じた技術的支援にも力を注ぐ。

 サイフォームマジックは、国内のアパレル生産を担う企業に、縫製仕様書を作成するツールとして使われるケースが多く、機能性や操作性で高評価を受けているという。

 今後、アパレル製品の企画から生産まで、さまざまな工程で改善を図るために活用することも提案していく。ブランドロゴも「XIFORM」に刷新する。

 新サービス「サイフォームマジック・クラウド」は、東レACSが管理する「AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)」のクラウド環境にデータを保存する。バックアップなどの運用を同社が担うため、利用者はシステム運用の負担から解放される。

 サイフォームマジックとの完全互換で、同社のアパレルCADシステム「クレアコンポⅡ」のCADデータと連携させることもできる。個別のパソコンにインストールすれば、テレワークでの使用も可能になる。

 ライセンスの基本料金(初年度のみ)は15万円、年間使用料は3万円。クラウド利用料はデータベース課金制で年額1万2千円から。

 サイフォームマジック・工場コックピットは、工場向けの工程進捗(しんちょく)管理システム。現場に設置した小型無線ボタンをオペレーターが押し下げると生産数をカウントする。生産計画と実際の進行状況との対比を表示し、パソコンやスマートフォンのブラウザに表示できるため、現場から離れた場所でも生産状況の確認が可能になる。取得データは生産日報の作成や工程分析にも活用できる。

 ハードウエアは無線ボタンなど一式で40万円から。ソフトウエアは基本料金(初年度のみ)が40万円、年間使用料が15万円。