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東レ ユニフォーム事業/新タイプの抗ウイルス加工/ウェブ展に出展

2020年09月07日(Mon曜日) 午後1時22分

 東レは2020年度のユニフォーム事業で、使い切りの防護服「リブモア」シリーズや電動ファン(EF)付きウエア向けの遮熱素材、エコ素材などで拡販を計画する。10月下旬から11月下旬にかけてウェブ展の開催を計画しており、抗ウイルス性を持たせた新しい高機能素材を出展し21年度に向けた販促をスタートさせる。

 19年度、ユニフォーム事業では東京五輪・パラリンピックに向けた企業別注の更新需要が旺盛だったほか、EFウエア向けに開発した遮熱機能を持たせた織物、リブモアシリーズ、エコ素材群の販売が好調で「業績は前年を上回った」(梅田輝紀機能製品事業部長兼繊維GR・LI事業推進室主幹)と言う。

 中でも、EFウエア向けで大幅増販を達成したほか、18年度から本格販売を開始したリブモアの販売が前年に比べ5倍以上に伸びた。何よりも通気性に優れているリブモアの持ち味が「現場に浸透し始めた」との認識だ。

 20年度は、新型コロナ禍の影響で「状況は厳しい」と見ているものの、引き続きEFウエア向けやリブモアを拡販。下半期はリブモア新タイプの販売を立ち上げる。

 同社は近々、ユニフォーム素材を一堂に会したウェブ展を開催する。現在、開発中の抗ウイルス加工や幾つかの新機能素材を出展する。

 同展では、新型コロナ禍に伴い引き合いを集める高耐久防汚加工「テクノクリーン」、蓄積臭に対する防臭性能も持たせた「同―DE」やストレッチ「ライトフィックス」、梳毛調織物「マニフィーレ」、防透け・吸汗速乾「スプリンジー」を戦略素材として打ち出し来シーズンに向けた商談に臨む。

 エコ素材については、回収循環型「サイクリード」、ケミカルリサイクルナイロン、再生ポリエステル「&+(アンドプラス)」「エコユース」、部分バイオポリエステル「エコディア」のラインアップでユーザーニーズに対応。特に企業別注からの引き合いが強く、このほどエコディアがヤマトHDの新制服に採用された。