中国メンズ「アイヴィディック ステュディオ」/ハンドメードのセミオーダー開始/顧客ニーズに対応

2020年09月08日(Tue曜日) 午後1時25分

 【上海支局】中国のメンズブランド「アイヴィディック ステュディオ」はこのほど、ハンドメードによるスーツやジャケットのセミオーダーを上海と無錫、杭州の各店舗で始めた。既製服に満足しない顧客ニーズに応える。採寸や生産は、オーダースーツの老舗企業、寧波栄昌祥服飾に委託する。

 アイヴィディック ステュディオは、海外トレンドを意識したデザインと、日本やイタリア製の生地を打ち出す高感度のメンズブランドだ。2018年から出店を始め、店舗数は現在15店。年内に5店の出店を予定する。

 これまで既製服のスーツやジャケットを展開してきたが、「顧客の体形に合わず、リメークすることが多かった。オーダーメードにより快適なフィット感を提供していく」と、同ブランドを展開する寧波合創億元品牌管理の李建春・ブランド総監は話す。

 価格はジャケットが7千~1万7千元、セットアップは1万3千~2万元。生地はイタリアと英国製で、100品番超から選べる。標準的なサイズはパーツをストックすることで、納期を3日に抑えた。

 生産を委託する寧波栄昌祥服飾のルーツは、1900年代初頭に上海・外灘(バンド)に店を構えていたテーラー「栄昌祥」。現在は、浙江省寧波市の工場でオーダーメードなどのスーツを生産している。