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東レ・ディプロモード/「水を纏う」Tシャツを発売/気化熱に着目しクーリング性能付与

2020年09月11日(Fri曜日) 午前11時11分

 東レのグループ会社である東レ・ディプロモード(東京都中央区)は濡れた生地が乾く時の気化熱冷却効果により優れたクーリング性能を発揮する「水を纏う」Tシャツを商品化した。マクアケ経由でクラウドファンディングを実施し、30万円を目標に10日から募集を開始した。

 同社は東レグループの先端技術を駆使し迅速な最終製品の開発を目指すD2Cプロジェクト「ムーンレイカーズ」を立ち上げた。

 先端開発技術を導入し“従来にない新しい商品”を“従来にないスピード”で開発した新商品で消費者により快適な生活を提案することを目指している。

 プロジェクトの第1弾として、同グループが培ってきた先端技術を駆使し、特殊な素材や編み地設計を通じ水を纏(まと)うTシャツを開発した。

 濡れることでその機能を最大限、発揮する一方、通常の綿やポリエステルのように濡れた部分が濃く見えたり、生地が透けるようなことはなく、特殊な編み構造を採用したため、生地が水分を含んだ状態でもべたつきにくくさらっとしているという。UVカットや消臭機能も持つ。

 価格は6千円、カラーは白、グレー、黒の3色、サイズはXS、S、M、L、LL。28日までクラウドファンディングを実施する。

 真夏の酷暑は年々、厳しさを増しており、同グループはこのような環境の変化を踏まえ、発生している問題を先端技術を活用した新しいコンセプトの商品を通じソリューションを提案するための取り組みに力を入れていく。