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レナウン債権者説明会/事業譲渡額は11億円/未回収金で経営責任も

2020年09月15日(Tue曜日) 午後1時15分

 経営破綻し、民事再生手続き中のレナウンは9日、銀座ブロッサム(東京都中央区)で、初の債権者説明会を開いた。400人近くの債権者が集まり、スポンサーの植本勇小泉会長も出席して事業譲渡に関する説明が行われた。事業譲渡額は11億円だが、質疑応答では山東如意科技集団の子会社である恒成国際発展に対する未回収金問題(単体で53億円)と経営責任についての言及もあった。

 説明会出席者によると、「ダーバン」「アクアスキュータム」「スタジオバイダーバン」の譲渡額は10億円、「シンプルライフ」「エレメントオブシンプルライフ」が1億円で、譲渡額は合計11億円だった。

 ダーバンで70店舗、アクアスキュータムで60店舗が継続される見込み。エレメントオブシンプルライフは160~180店舗が継続して運営されるが、シンプルライフはネット通販になる。これとは別に「アーノルドパーマータイムレス」の復活の可能性もあるようだ。

 恒成国際発展に対する未回収金問題は、取引そのものに実態がなく売掛金に相当しないとみられ、回収に向け現地の弁護士に成功報酬の形で依頼する予定。代表権を持っていた北畑稔、神保佳幸氏、毛利憲司社長の経営責任(賠償責任)についても問う方向にある。

 催事子会社のREDUインターフェイスはスポンサー探しの段階にある。