台湾・子供服の淘帝/販売拠点の閉鎖加速/今年に入り400店閉める

2020年09月25日(Fri曜日) 午後3時39分

 子供服を手掛ける台湾の淘帝国際(トップビー)が、中国の販売拠点の閉鎖を加速している。新型コロナウイルス感染症の影響で売り上げが伸び悩む店舗を中心に、今年に入り400店近くを閉店。今後さらに削減し、年末に1200店まで減らす。「経済日報」などが伝えた。

 閉鎖したのは契約期間の短い百貨店の店舗が主体。上半期(1~6月)に約300店、7~8月に70店以上を閉鎖し、8月末時点の中国の総店舗数は1215店となった。

 新型コロナ禍で積み上がった春夏物の在庫は、年末までに各種の販促を実施して売り切る。秋物は原価割れを覚悟で、代理店に大幅値引きして販売し処分する。

 同社は「新型コロナ禍や豪雨被害で深刻な打撃を受けた中国のアパレル業界は、上半期にグローバルブランドから中国ブランドまでが一斉に人員削減や店舗閉鎖に踏み切った」と指摘。一方、業界再編でシェア拡大の機運が高まっているとも説明した。

 今後の見通しについては、個人消費が最も盛り上がる時期を迎えるほか、9月9日から10月8日までの期間を「消費促進月」とする中国政府の消費てこ入れ策で、消費意欲が高まっていくと期待感を示した。

 電子商取引(EC)事業は好調に推移しており、売上高に占める割合を年末までに25%に高める目標。上半期から8¥文字(G0-AC9E)の拡大を目指す。インフルエンサーや販売員によるライブ配信型インターネット通販「ライブコマース」の展開にも意欲を示した。

 同社の8月の連結売上高は前年同月比65・8%減の1億6804万台湾㌦だった。前月比は61・7%増え、前月比でプラスを確保するのは2カ月連続。1~8月の売上高は前年同期比59・6%減の16億4828万元。

〔NNA〕