ベトナム/繊維製品で、EAEU向け輸出が水準超えも

2020年10月01日(Thu曜日) 午後1時32分

 ベトナム商工省はこのほど、ロシアなどが加盟するユーラシア経済連合(EAEU)市場に繊維製品を輸出している企業に対し、セーフガード措置の発動要件であるトリガーレベルを超える恐れがあると注意喚起した。9月28日付「ダウトゥ電子版」が報じた。

 商工省輸出入局によると、ベトナムからEAEUに輸出される繊維製品には、ベトナムとEAEUとの自由貿易協定(VN―EAEU FTA)により税率0%が適用されているが、協定で規定した2020年の輸入量のトリガーレベルを超える恐れがあるとの警告を、EAEUの行政機関であるユーラシア経済委員会(EEC)から受けたという。8の関税項目(タリフライン)を輸出入統計品目番号(HSコード)で指定した繊維製品が、今年1~7月にトリガーラインの79・4%に達したとしている。各製品がトリガーレベルを超えた場合、最恵国待遇(MFN)の輸入税率が6カ月または9カ月適用されることになる。

 VN―EAEU FTAは16年10月に発効した。繊維製品のロシア向け輸出額は、19年が2億5500万ドルとなった。

[NNA]