中国・繊維アパレル企業の20年1~6月業績(3)/カジュアル・キッズ/新型コロナ禍による打撃鮮明

2020年10月05日(Mon曜日) 午後1時25分

 カジュアル6社とキッズ3社の2020年1~6月業績は、ほとんどが赤字か前年同期に比べ大幅減益だった。新型コロナウイルス禍による打撃が鮮明になった。

 カジュアル「センマー」と子供服「バラバラ」を展開する浙江森馬服飾は、売上高が57億3398万元、純利益が2159万元で、それぞれ30・2%、97%減った。

 ブランド別売上高は、「センマー」が18億2432万元で38%減った。キッズ「バラバラ」と同「キディリズ」は、計38億4382万元で26・3%減った。ネット通販の売上高は、ほぼ横ばいの21億7065万元で、構成比は37・9%だった。期末店舗数は計9507店で、750店純減した。

 華南と華東地区の地方都市でカジュアルブランド「潮流前線」を展開する捜於特は、売上高が37・2%減の38億1587万元、純利益が81・3%減の3456万元だった。売り上げ全体の8割を占める素材の卸売事業は、4割弱の減収。カジュアル事業の売上高は48・4%減り、3億2418万元となった。

 「メタスバンウェイ」を手掛ける美特斯邦威は、純損失が4億7786万元の赤字で、前年同期(純損失1億3789万元)から赤字幅を拡大した。

 ゴルフウエアなどスポーツカジュアル「Bienlfdlkkb」を展開する比音勒芬は、減収減益だったが、売上高、純利益ともに1桁%台の落ち込みに抑えた。

 香港発のカジュアル「ジョルダーノ」を手掛ける佐丹奴国際は、純損失が1億7500万香港ドルだった。前年同期の黒字(純利益1億6100万香港ドル)から赤字に転落した。

 子供服の起歩は、売上高が5億6039万元、純利益が6609万元で、それぞれ22%、38・2%減っている。

 安奈児は純損失が1430万元で、前年同期の黒字(純利益5629万元)から赤字に転落している。

(上海支局)