中国・繊維アパレル企業の 20年1~6月業績 (4)スポーツ・アウトドア

2020年10月06日(Tue曜日)

コロナ禍でもスポーツ健闘

 スポーツ5社とアウトドア2社の2020年1~6月業績は、安踏、李寧(リーニン)の売り上げがほぼ前年並み、特歩が増収と、新型コロナウイルス禍の中でもスポーツブランドが健闘した。

 安踏は、売上高が前年同期に比べ1%少ない147億元、純利益は20・1%減の23億7700万元だった。52・7%出資するアメアスポーツの赤字の影響を加味した純利益は、28・6%減の17億元。新型コロナ禍に対応し、ネット通販を大幅に拡大したことで、「フィラ」と「デサント」の売上高が前年同期を超えた。

 2大ブランド別では、「アンタ」の売上高が10・7%減の68億元、営業利益が26・1%減の18億元、フィラの売上高は9・4%増の72億元、営業利益は6・8%減の18億元だった。店舗数は、アンタと「アンタ・キッズ」が19年末比319店純減の1万197店、フィラと「フィラ・キッズ」「フィラ・フュージョン」は21店純減の1930店、デサントは9店純増の145店、韓国系アウトドアブランド「コロン・スポーツ」は30店純減の155店。

 李寧の2020年1~6月業績は、純利益が前年同期に比べ14・1%少ない6億8327億元だった。前期の特別利益を除くと、21・7%増えた。売上高は61億8093万元で1・2%減。

 コロナ禍の影響で直営実店舗の売上高は24%減ったものの、ネット通販は23%増え、実店舗の落ち込みをカバーした。加盟店の売り上げは、小幅減にとどまった。

 貴人鳥は、純損失が1億6106万元の赤字で、前年同期(純損失5837万元)から赤字幅を拡大。

 アウトドアの深路者は、純損失が1億4510万元で、前年同期の黒字(純利益8185万元)から赤字に転落した。

 三夫戸外用品も純損失が653万元で、前年同期の黒字(純利益163万元)から赤字に転落した。

(上海支局)