インド/衣料業界が出店強化/空き店舗急増で

2020年10月09日(Fri曜日) 午後1時23分

 首都ニューデリーのコンノートプレースや西部ムンバイのリンキングロードなど、インド国内の繁華街で衣料品店や靴店の新規出店が相次いでいる。「ファイナンシャル・エクスプレス(電子版)」が6日に伝えた。

 背景にあるのは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた空き店舗の急増だ。賃料の引き下げや収益分配方式の採用など、地権者やショッピングモールの運営者が賃貸契約の締結で柔軟な立場を取っていることも一因のようだ。

 出店を強化している具体的なブランドは、衣料品の「マダム」や靴・履物の「メトロ・シューズ」など。マダムは7月の3店舗に加え、向こう3カ月間でさらに6店舗を開設する計画だ。

 ただ、性急な出店には警戒感を示す向きもある。ブランド側は需要の回復を見込んでいるが、その保証はないためだ。専門家は、消費が感染拡大前の水準に戻らなければ、出店を進めているブランドで将来的に閉店が相次ぐと指摘している。

[NNA]