ごえんぼう

2020年10月13日(Tue曜日)

名前くらいは聞いた気がするが、ノーベル平和賞受賞の記事を読むまで、世界食糧計画がどんな活動をしているのか知らなかった。恥ずかしい限り▼国連関係機関の受賞は9回目だという。今回の下馬評のトップは世界保健機関(WHO)で、過去に受賞経験のある難民高等弁務官事務所も上位につけていた。平和を目的に国々で作る組織が頑張るのは当たり前。NPOやNGOにもっと光を当てるべきだ。なんてことは言わない▼それほど国際協調をないがしろにする動きが目に余る。その筆頭がトランプ米大統領である。新型コロナ禍の真っ最中にWHOからの脱退手続きを始めた。途上国にも公平にワクチンを供給する国際的な枠組みには、米国はもちろん、中国、ロシアも背を向ける▼「自国第一」はしょせん利己主義に過ぎない。強い、弱いなど関係なく、みんなで仲良く生きていこう、大穴への授与にそんなメッセージを感じた。