中国・国慶節の消費/小売売上高が4.9%増/寧波と北京の伸び顕著

2020年10月13日(Tue曜日) 午後1時29分

 【上海支局】中国商務部は8日、1~8日の国慶節連休期間の「全国重点小売り・外食企業」の売上高合計が、約1兆6千億元と発表した。単日の平均売上高は、前年同期に比べ4・9%増えた。伸び率は前年同期比6・1ポイント縮小したものの、新型コロナウイルス禍から消費が着実に回復しつつあることを示した。

 小売り・外食の売上高の伸びが目立った都市は、北京市と浙江省寧波市で、それぞれ18・8%、18・6%増えた。上海市の主要小売業437社の売上高は、123億元で13・7%伸びた。

 衣類・服飾の売り上げも、多くの都市で前年同期を上回ったようだ。吉林省の衣類の売上高は14・2%、遼寧省の服飾は15・8%伸びた。

 一方、同期間の国内旅行者数は延べ6億3700万人、国内旅行売上高は4665億元で、それぞれ21%、30・1%減った(中国文化観光部発表)。大部分の教育機関が、生徒が市外へ出ることをいまだに推奨しておらず、ファミリー層が旅行を控えたことが影響したと見られる。