中国・繊維アパレル企業の 20年1~6月業績(11)染色加工、染料・助剤

2020年10月16日(Fri曜日)

ほとんどが減収減益

染色加工4社と染料6社、助剤2社の2020年1~6月業績は、ほとんどが前年同期に比べ減収減益だった。

 染色加工や貴金属、エネルギー事業を展開する航民は、売上高が22億9237万元、純利益が2億4317万元で、それぞれ33・8%、24・8%減った。

 染色加工とホームテキスタイルなどを手掛ける華紡は、純利益が1392万元で45%増えた。売上高は3・4%減の14億5793万元。

 染色加工や生地販売、インターネット事業などを展開する富潤は、純利益が2・5%減の2億6967万元だった。特別損失を除いた純利益は1億369万元で、13%増えた。売上高は12億9795万元で、11・7%減った。

 事業別業績は、染色加工は売上高が2億3086万元で2・8%増えたが、純利益は1338万元で66・4%減った。生地は売上高が5281万元で33・9%減ったものの、純利益は512万元で8・3%増えた。

 染色加工と綿糸の繊維事業と化学、エネルギー事業を展開する三房巷は、売上高が3億6595万元、純利益が2139万元で、各22・2%、25・5%減った。染色加工の生産量は2106万㍍で13%減った。繊維事業全体の売上高は1億6061万元で、32%減った。

 世界最大級の染色メーカー、浙江龍盛は売上高が75億9470万元、純利益が22億6922万元で、それぞれ21・3%、10・4%減った。商材別販売量は、染料が9万3566㌧、中間体が4万1224㌧。

 染料3大メーカーの一角を占める吉華は、純利益が76・4%減の7891万元と、大きく落ち込んだ。

 アントラキノン系分散染料大手の亜邦染料は、純損失が1億5563万元で、前年同期の黒字(純利益8525万元)から赤字に転落した。

 物流業と助剤を手掛ける伝化智聯は、売上高が87億1102万元、純利益が4億8450万元で、各7・7%、21・9%減った。

(上海支局)