中国・繊維アパレル企業の20年1~6月業績(13)/繊維・縫製機械/設備投資鈍り苦戦

2020年10月21日(Wed曜日) 午後1時22分

 繊維・縫製機械メーカー10社の2020年1~6月業績は、新型コロナウイルス禍で設備投資意欲が鈍った影響で軒並み苦戦した。

 紡績機から織機、経編み機、撚糸機、染色加工機まで幅広く展開する経緯紡織は、売上高が16億5982万元、純利益が1億7124万元で、それぞれ前年同期に比べ41・2%、51・7%減った。

 工業用ミシンを手掛ける傑克縫ジン機も、売上高が16億4150万元、純利益が8374万元で、各20%、56・3%減った。商品別売上高は、工業用ミシンが19・1%減の14億2141万元、裁断機・スプレッダーが19・6%減の1億8199万元、シャツ・デニム自動化設備が45%減の3709万元。市場別は、中国国内が22・3%減の7億8867万元、海外は17・8%減の8億5183万元だった。

 横編み機の上工申貝は、純利益が2048万元で7割超も減った。大幅減益の要因は、新型コロナ禍の影響で売り上げが減ったことと、前年同期に特別利益を計上した反動。

 染色加工機の恒天立信は、純損失が6330万香港ドルで、前年同期(純損失7574万元)から赤字幅を拡大した。

 横編み機の慈星は、純損失が1762万元で、前年同期の黒字(純利益6327万元)から赤字に転落した。

 原糸加工機やレピア織機のメーカーで、4月に上海証券取引所に上場した越剣智能は、売上高が3億5724万元、純利益が6356万元で、それぞれ45・2%減、37%減った。

 仮撚機の精功科技は、純利益が743万元で、前年同期の赤字(純損失5404万元)から黒字に転換した。

 工業用ミシンの標準工業は、純損失が175万元で前年同期(純損失5391万元)から赤字幅を縮めた。

(おわり、上海支局)