ベトナム/EVFTA発効2カ月、優遇で7億ドル輸出

2020年10月28日(Wed曜日) 午後1時27分

 ベトナムと欧州連合(EU)の自由貿易協定(EVFTA)が8月1日に発効してから2カ月で、優遇措置を受けた品目のベトナムの対EU輸出額は7億ドルとなった。「ベトナム・インベストメント・レビュー(VIR)」がこのほど伝えた。

 商工省によると、原産地証明書(C/O)に当たる「EUR1」の発行件数は1万5千件だった。主な品目は、靴、水産品、プラスチック・プラスチック製品、コーヒー、衣服、かばん、スーツケース、野菜などだ。

 関税優遇対象の品目はEUからの注文が増えており、9月のベトナム産水産物の注文額は7月に比べて10%増加した。エビは前年同月から15・7%増え、コメも伸びている。

 商工省は、第4四半期(10~12月)には繊維製品と木工製品のEU輸出が拡大すると見込んでいる。[NNA]

〈7カ月ぶりに増加へ/ベトナム縫製品9月輸出〉

 日本貿易振興機構(JETRO)によると、ベトナムの縫製品輸出は3月以降前年比減少が続いていたが、9月は7カ月ぶりに増加に転じた。

 ベトナム税関総局は9月の輸出を16・6%増の271億6281万ドルと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて4、5月は2桁%減となったが、6月に増加に転じ、9月は2桁%増に回復した。輸出額第3位の産業である縫製品は1・7%増の28億8332万ドルと、7カ月ぶりの増加。