山喜/上海の生産事業を江蘇の工場に移管し機能集約

2020年10月30日(Fri曜日) 午後1時26分

 紳士用ワイシャツ大手の山喜(大阪市)は28日、上海市の連結子会社の生産事業を江蘇省塩城市の子会社に移管すると発表した。生産ラインは11月初旬から順次移す。上海子会社は生産移管を終えた後、塩城工場の生産管理や中国国内での営業活動を行う。

 上海エリアの人件費高騰や工員の高齢化による影響で、生産工場としての競争力が低下したことから、塩城工場に生産機能を集約する。

 上海子会社の上海山喜服装は1995年の設立。資本金は175万㌦)。月産量は既製シャツが1万8千枚、オーダーシャツが3千枚。既製品の生産ラインは11月初旬に、オーダー品の生産ラインは2021年2月末をめどにそれぞれ移管する。

 移管先となる塩城工場は今年1月に操業を開始。19年度は上海子会社の分工場として生産し、生産量は既製品が約54万枚だった。再編後の生産量は21年度に既製品、オーダー品合わせて年間約50万枚とする計画。

 上海子会社で働く149人のうち、約140人との契約を10月末で打ち切る。これに伴い、解雇給付などを含むリストラ費用約2億円を特別損失として21年3月期第3四半期に計上する見込み。

[NNA]