江蘇三潤服装集団/トップKOLに製品提供始める/内販の新規開拓で成果

2020年11月02日(Mon曜日) 午後1時18分

 【上海支局】製品OEM/ODM大手の江蘇三潤服装集団は、新型コロナウイルス禍の影響で欧米、日本向けが振るわない中、内販の新規開拓を加速し、成果を上げている。トップクラスのインフルエンサーが手掛ける、C2M(カスタマー・トゥ・マニュファクチャー)型ブランドへの製品の提供をこのほど始めた。

 インフルエンサーのプライベートブランド向けの製品を、生地から一貫で提供している。同ブランドは、ライブコマースでのC2M型の販売のため、QRが求められる。「数万枚の追加発注に2~3週間で対応しなければならいない。簡単ではないが、C2M型が今後増えていくとみられ、チャレンジすることにした」と景愛梅董事長は話す。

 内販ではこのほか、大手スポーツブランドを新たに開拓した。大手スポーツやファッションブランドの既存顧客向けも伸ばした。

 顧客の地域別の1~9月売上高は、欧米と日本が前年同期に比べ減ったが、内販は15%増えた。これにより構成比は、日本が横ばいで55%、欧米が微減で32%の一方、内販は微増の13%となった。

 解説 C2Mとは、工場が消費者から直接受注を受け、小ロットの受注生産を行うことによって在庫を積まないビジネスモデルを指す。中国では、ライブコマースで受注した後、生産するモデルが普及しつつある。