山東省展/初のオンライン形式で開幕/「対日拡大を」と切実

2020年11月11日(Wed曜日) 午後1時7分

 「山東省輸出商品展示商談会」が10日、大阪市中央区のマイドームおおさかで開幕した。新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、出展ブースには基本的に人を置かずサンプル商品のみを展示し、商談はオンライン形式とした。12日まで。

 来場者は各ブースに置かれたサンプルを手に取りながら、据え置かれたタブレット端末で中国国内にとどまる出展者と商談を行う。主催者によると中国からの渡航者はゼロで、中国語、日本語を話せるスタッフを6ブースに一人の割合で配置している。

 出展者は、ホームテキスタイル46社、アパレル28社、日用品16社の計90社で、前回展から半減した。

 本紙がブースでオンライン取材したところ、欧米向けをメインにバスローブなどを生産するOEM企業からは「欧米の都市封鎖の影響は当社にも大きく、対日を伸ばすほかない」と切実に話し、毎回出展するユニフォーム縫製OEM企業からは「新型コロナ禍で対日が減っている。盛り返したい」と意気込んだ。

 同展は過去21回、毎年3月に大阪で開催してきたが、今年は新型コロナ禍の影響で開催を数回延期。新型コロナ禍の収束がいまだ見通せないながらも、出展者、来場者双方からビジネス機会の損失を訴える声が挙がっていることを受け、オンラインを活用して開催することにした。