アシックス/「テクノロジー」イメージ浸透へ/中国・輸入博に初出展

2020年11月11日(Wed曜日) 午後1時23分

 【上海支局】アシックスは、10日まで中国・上海で開かれていた輸入品・サービスの展示会「第3回中国国際輸入博覧会」に初出展し、テクノロジーに強い「アシックス」ブランドのイメージ浸透を図った。最新のシューズやウエアに加え、「歩行姿勢測定システム」などのソリューションが来場者から注目された。

 出展の目玉は「第32回オリンピック競技大会(2021/東京)・東京2021パラリンピック競技大会」の日本代表選手団に提供するオフィシャルスポーツウエアで、海外では初公開となった。同ウエアの機能性や、スポーツウエアを回収し再生した素材を使ったサステイナブルな製品であることを訴求した。

 歩行システムは、3Dセンサーに向かって歩くだけで歩行姿勢を年齢と性別に応じた基準で点数化するもの。好評で順番を待つ行列ができた。西脇剛史取締役は「(今回の出展を通じ)われわれの強みであるテクノロジーをダイレクトにアピールできた」と話した。

〈「コロナ前の計画に近づく」〉

 アシックスの香港・台湾を含めた中華圏での販売は、順調に回復している。新型コロナウイルスの感染拡大前に策定した「販売計画に近づいている」(西脇取締役)と言う。店舗数もほぼ前年同期並みを維持する。

 ネット通販も強化している。アリババ集団のネット通販サイト「Tモール(天猫)」が年に1回一つのブランドで実施するセール「天猫スーパーブランドデー」に7月に初参加し、シューズを拡販した。今日11日にTモールが実施する大型セール「双十一(ダブルイレブン)」では、シューズとウエアを投入する。好調な中国企画品も打ち出す。