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オンワード樫山「ジョセフ アブード」/“イエナカ”で新ライン/21春夏は洋品比率高める

2020年11月13日(Fri曜日) 午後1時8分

 オンワード樫山の紳士服「ジョセフ アブード」は、家の中のリラクシングウエア・雑貨の新ライン「ジョセフ アブード スペース」(以下スペース)を21春夏から展開する。アウトドアライン「ジョセフ アブード マウンテン」(以下マウンテン)は10月末に西武池袋本店に1号店を出店するとともに、洋品の商品構成を高める。

 スペースは、リラックス感と質感を訴求する。家の中にアブードの世界観を表現しようとラグやインテリア商品をポップアップストアで展開していたが、リラクシングウエアもそろえて本格販売する。商品構成はウエアと雑貨が半々。新型コロナウイルス禍により在宅勤務が定着しており、「“イエナカウエア”需要が拡大している」ことも背景にある。

 オーガニックコットンと麻とのポロシャツ、ジャカード柄のシャツなどを糸からオリジナルで開発し、オーバーサイズで企画した。アブードらしいナチュラルカラーを施す。価格はTシャツで6千円~、ポロシャツは1万1千円、パンツは1万円台前半、パーカは1万円台。アブードの7~8掛けの価格帯にした。ネット通販のほか、ポップアップストアで販売する。

 マウンテンは21春夏で4シーズン目。素材に強みがあるが、サステイナブル色をより強める。撥水(はっすい)加工では非フッ素系の撥水剤を使用し、「ジョーガード」とネーミングして打ち出す。生地にコーティングし、「エコテックススタンダード100」取得と安全性も高い。スイスのシェラー社の高耐久・ストレッチ生地を使ったパンツも提案する。洋品比率を高めている。

 Tシャツで6千~1万4千円、ポロシャツで9千~1万2千円、アウターで2万9千~3万6千円。

 ジョセフ アブードも、リモートワークに対応して21春夏は洋品や羽織物の比率を高めた。プロパー販売を基本にし、オーガニックコットンや麻などを使用。店舗数は減らすが、店舗当たりの面積は広げていく。コレクションラインはサイズ受注生産に切り替えた。