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トンボ・スポーツMD本部/来春も200校の新規採用を/堅調続くも楽観視せず

2020年11月16日(Mon曜日) 午後1時11分

 トンボのスポーツMD本部は来入学商戦に向けて、今春並みの200校の新規採用を見込む。現時点では自社ブランド「ビクトリー」で60校、「ヨネックス」ブランドで20校の採用を獲得し、20年入学商戦を3割上回るペースで推移。ただ、今後新型コロナウイルス禍の影響が強くなるとみて「楽観視はしていない」(河本光正執行役員スポーツMD本部長)として、採用校の獲得では前年並みの着地を予想する。

 昇華転写プリントは引き続き新規採用の6割を占め、堅調に推移している。ウオームアップウエア「ピストレ」も、軽さや防風性能、昇華転写によるデザインなどが評価され、学販だけでなくバレーやサッカーなど部活動向けの引き合いが増えている。

 2018年に開所した縫製のトンボ倉吉工房スポーツ館(鳥取県倉吉市)の生産は順調で、初年度に計画した3ラインで年間4万点の生産量を維持。1ラインを増設する計画は新型コロナ禍で延期しており、「しばらく様子を見ながら計画の再開を判断する」。

 21年6月期の部門売上高は、子会社化した瀧本(大阪府東大阪市)を含めて58億円(前期比2・7%増)を計画。ただ、新型コロナの感染が再び拡大していることから、下半期にかけては授業や行事の中止による買い控えなども想定。これまで以上に不透明な環境への対応を検討する。