台湾の1~9月繊維品輸出額/前年同期比22%減/新型コロナ禍の影響続く

2020年11月25日(Wed曜日) 午後1時30分

 【上海支局】紡拓会のまとめによると、台湾の2020年1~9月繊維品輸出額は、前年同期に比べ22%少ない54億4300万ドルだった。主要顧客の欧米ブランドが、新型コロナウイルス禍の影響で苦戦していることを反映した。

 品目別輸出額は、最大の生地が36億6300万ドル、糸(長繊維・短繊維)が7億2100万ドル、繊維が3億5100万ドルで、それぞれ22%、35%、24%減った。衣類・アクセサリーも13%減の3億700万ドルだった。その他の繊維品は、23%増の4億100万ドルで、5品目の中で唯一、前年同期を上回っている。

 仕向け地別輸出の上位5カ国・地域は、1位のベトナムが19%減の13億5200万ドルとなった。うち、生地は10億9600万ドル、糸は1億3500万ドルで、各17%、25%減った。

 2位以下の中国(25%減)、米国(6%減)、欧州連合(18%減)、インドネシア(27%減)も前年同期を割った。

 5カ国・地域向けのアイテム別では、米国と欧州連合向けのその他の繊維品が、それぞれ23%、16%伸びている。