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三陽商会「マッキントッシュ・ロンドン」/MD構成を見直し/紳士、婦人とも中軽衣料に重点

2020年11月27日(Fri曜日) 午後1時8分

 三陽商会が展開する英国ブランド「マッキントッシュ・ロンドン」は、MD構成を見直しアフターコロナの市場を考慮した中軽衣料を強化する。21春夏シーズンは紳士でスーツ品番を約半分に絞り込むほか、婦人では重衣料を6割以上減らす。紳士、婦人とも代わりにセットアップやジャージー素材の単品を厚くする。

 いずれも前年の春夏シーズンと比較したもので、同社では「従来型の春夏企画を見直した。新常態におけるジャージー素材のセットアップやライトアウターをそろえた」と話す。リモートワークが定着し、店頭ではビジネス用スーツの動きが鈍い。今後も「通勤などビジネスシーンに捉われないリラックスした服が求められる」と予測する。

 紳士服は、ジャージー素材のセットアップやドレスシャツのほか、日常使いを意識した同素材のスポーツブルゾンも用意する。家庭洗濯が可能で、シワになりにくいイージーケアも特徴。上質な素材や落ち着いたチェック柄を差し込み、マッキントッシュの世界観を表現する。

 婦人服では、ワンピースと丸編み製品のバリエーションを強化。既に店頭ではプルオーバーといったシーズンレスの丸編み製品が売れ筋に浮上し、拡販への手応えを得ている。夏物の生産比率を2割アップさせ、シンプルで上質なTシャツや丸編み製品を拡充。スプリングコートなど春物を重視していたMD構成を見直す。