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帝人フロンティア/バーチャル総合展開催/ポリ長の横編み用拡大

2020年12月02日(Wed曜日) 午後1時3分

 帝人フロンティアは11月27日~2月26日、自社のウェブサイト上に設けた特設サイトで「バーチャル総合展2021秋冬」を開催している。ウェブでの開催は2回目で、環境配慮型素材や抗ウイルスなど「新しい生活様式」に向けた提案に力を入れている。

 前回のバーチャル総合展への来場は2500人で、実展示会時の1500人を上回った。今回も前回並みを見込む。デジタルでは「何度も見に来る人も多い」などのメリットがあり、異業種の来場も増えたという。前回は全体の10%が海外からで、今回は12月中旬から英語と中国語に対応できる形とする。

 一般的なデメリットとして「一方通行になりやすい」「デジタルで最初から最後まで真剣に見るのはしんどい」などがある。今回は展示会のコンテンツを随時更新していくほか、期間中に「サステイナブル」「抗菌・抗ウイルス素材」「防災」「エコペット」のテーマでウェビナーを開催するなどの工夫を凝らす。実物がないので生地の素材感が分かりにくいという声もあったため、生地の見本帳を事前に送って対応している。

 今回は「シンクエコ」「テキスタイル&クロージング」「エンジョイユアライフ」「セーブライブス」の4ブースを設けている。

 シンクエコでは25周年を迎えた「エコペット」を前面に打ち出し、テキスタイル&クロージングではラウンジウエアや2マイルウエアなどの提案を強めている。

 衣料用では横編み用のポリエステル長繊維にも力を入れている。ポリエステル長繊維が少なかった分野だが、「ソロテックス」がウールや綿のプレーティングで使われ出し、足元ではポリエステル長繊維100%のセーターなども出てきている。新型コロナウイルス禍で、ファッション用でもイージーケアがキーワードとして浮上しており「ホールガーメント」を含めて横編みでの拡大を狙う。