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オンワード商事の現地法人/好調な内需型顧客を開拓へ/ユニフォームは2割強減収に

2020年12月10日(Thu曜日) 午後1時17分

 【上海支局】オンワード商事の現地法人で、日系企業向けユニフォームの中国内販などを手掛ける恩瓦徳貿易〈上海〉は来年、好調な内需型業界の新規開拓に力を入れる。ユニフォーム事業は下半期から回復しつつあり、通年では2割強の減収になる見通しだ。

 上半期は新型コロナウイルス禍の影響を受け、昨年後半から動いていた案件が休止するなど、苦戦した。下半期からそうした案件が動き出し、新規顧客の開拓も少しずつ進むなど、回復しつつある。

 「新型コロナ禍からの回復が速い業界向けとそうでない業界向けで、濃淡が出ている」と栗田真総経理は話す。ワーキングウエアは、内需受けを拡大する大手メーカーへの販売が伸びている一方、レディースユニフォームは新型コロナ禍の影響が響き、芳しくない。

 そのため来年は建設や食品など、内需型の好調な業界をターゲットに定めて、新規開拓に積極的に取り組んでいく構想を持つ。

 新型コロナ禍による出張の減少など、経費削減も貢献し、今年は利益率が改善した。差別化したユニフォームの企画の提案を強めることで、来年は利益率のさらなる向上を図っていく。