三備ユニフォームフェア21春夏 (中)地殻変動する市場へ立ち向かう

2021年01月14日(Thu曜日)

限定商品で心くすぐる

 期日統一展示会「三備ユニフォームフェア」は、関西や東海地方にも緊急事態宣言が再発令されたことを受け、前倒しで来場するユニフォーム販売店の関係者が多く見られ、一部の展示会場では活発な商談風景が見られた。特に年間の売り上げを左右する電動ファン(EF)付きウエアや、トレンドが継続するデニムのワークウエアへの関心が高かった。来場者の心をくすぐりそうな独自性を追求した限定商品も数多くみられた。

◇フルラインアップで攻める/ビッグボーン商事

 20春夏に引き続き売れ筋の「アーリーバードアルノ」でEFウエアの新商品を投入。高機能なデュスポ素材を使い、全アイテム裏チタンコーティングを施した。長袖・半袖のジャケット、ベストのフルラインアップで幅広い用途に対応できる。20秋冬に投入したアルノの定番商品も販売が堅調で、21春夏向けにシャツも商品化。スリムシルエットありながらストレッチで動きやすい。

◇15ボルトのデバイス開発/シンメン

 EFウエア「Sエアー」で業界最強の15ボルトのデバイスを開発。最初は9~10ボルトで駆動し、そのままであれば8時間の使用ができる。15ボルトなら3時間半から4時間駆動する。EFウエア以外でも数量限定の商品も多数用意。ガシェットベストやアノラックパーカなど、洗練されたデザイン性に加え、耐久撥水(はっすい)性といった機能性にこだわったウエアもそろえる。

◇デニムで夏を彩る/タカヤ商事

 販売好調なデニムのワークウエア「グランシスコ」から限定色としてブラック、より濃いリアルブラック、水色のアイスを投入。他にも側面のラインテープが特徴のスタイリッシュストレッチデニムや、パンツのみの麻混デニムも商品化した。実際にUVカット機能がありラッシュガードとしても使えるラッシュフーディ―との着こなしも相性が良い。

◇売れ筋商品、一から見直す/イーブンリバー

 売れ筋のデニムのワークウエアを改めて一から見直し、現代のシルエットへ再設計した新商品を開発。一目で同社の製品と分かるスタイリッシュなデザインに加え、従来に比べ伸長率、回復率が向上した新素材を使い、収納性も格段に高めた。消臭機能を持つシャドーカムフラージュ柄のアイスコンプレッションと合わせればおしゃれに着こなせる。

◇新ブランド初披露/ジーベック

 ワークやカジュアル、アウトドア、スポーツ、新素材など、さまざまな要素を“クロス”させた新ブランド「クロスゾーン」を初披露。摩耗に強い高強力ナイロン「コーデュラ」を使い、ハードな動きにも対応できる。「空調服」のデバイスを使ったEFウエアはファンの取り付け口で実用新案申請中のものを含め、新たに6品番打ち出す。

◇独自商品が充実/中国産業

 中国産業は12ボルトデバイスのEFウエアを開発。引き続き7・4ボルトのバッテリーも販売し双方のニーズを捉えた商品群で市場開拓を加速する。EFウエアの周辺商品も強め、水に浸して絞ってから着用するクーラーベストは注目の的。EFウエアとの一緒に使用することで高い効果を得られる。さらに子供向けEFウエアも試験的に投入。独自商品を充実させ、新たなニーズを捉える。