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東洋紡STC/「Z・Eシャツ」を伸ばす/高密度ニットでアウターも

2021年01月19日(Tue曜日) 午後1時12分

 東洋紡STCはオフィス・サービスユニフォーム向けに2021年度は高機能ニットシャツ地「Zシャツ」「Eシャツ」を打ち出すとともに、新たに開発した高密度ニット「スクラムテック」などによる企画提案を強化しこれまで手付かずだったスーツやジャケット&パンツ用途への参入を目指す。

 新型コロナウイルス禍でユニフォームの更新が先送りされるなどオフィス・サービスユニフォームを取り巻く環境は「21年度も厳しい」(林英昌ユニフォーム事業部長)とみているものの、シャツやブラウスのニット化に伴い販売好調が続くZシャツ、Eシャツで引き続き拡販を計画する。

 動きやすさ、シワになりにくいイージーケア性を訴求するとともに、ユーザーからの要望が増えているという抗ウイルス「ナノバリアー」などの後加工を施したタイプを早急に完成させ戦列に加える。

 これまではシャツやブラウス向け薄地の販売が中心だったが、スポーツ向けの販売が先行する中肉のニット「スクラムテック」や「アクセンシャルゼブラ」を打ち出し、スーツやジャケット&パンツなどへも販路を広げる。

 スクラムテック、アクセンシャルゼブラはストレッチ性、イージーケア性、緻密な表面感が特徴のポリエステル中肉・高密度ニット。仕立て映えやストレスフリーな着用感をオフィスアウター向けに売り込んでいく。

 環境配慮型素材の拡販も重視しており、ペット再生ポリエステル「エコールクラブ」に加えて、部分バイオポリエステル「同バイオ」を21秋冬からデビューさせる。