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旭化成アドバンス/裏地を表地事業に統合/ファッション衣料事業部に

2021年01月27日(Wed曜日) 午後1時4分

 旭化成アドバンスは1日付で裏地、芯地など衣料副資材を担当するライニング事業部を、表地を担当するアウター事業部に統合し、ファッション衣料事業部に改称した。

 キュプラ繊維「ベンベルグ」使いが主力の裏地は同社の前身である旭化成インターテキスタイルズ(元・旭陽産業)の時代から繊維の中核を担ってきたが、以前より苦戦が続いていた。そこに新型コロナウイルス禍が加わり、需要が急減した。

 2020年度(21年3月期)は裏地だけで前期比40%減収となる見通しで「21年度、22年度での回復も見込みにくい」(橋本薫取締役専務執行役員繊維本部長)として組織統合を決めた。裏地に関わる担当者も配置転換などによって大幅に減らした。

 表地と裏地は川中の生産スペースを共有する部分もあることから、組織を一本化することで効率化を図り「開発・生産・販売でシナジー発現を目指す」考えだ。