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東洋紡/多検体検査法の開発目指す/北里研究所・椿本チエインとの共同で

2021年02月04日(Thu曜日) 午後1時14分

 東洋紡は北里研究所、椿本チエインと「多検体検査を可能にする次世代型オートメーション技術を利用した画期的な新型コロナウイルス検査法の確立」に関する共同研究契約を1月29日に締結した。鼻咽頭ぬぐい液・唾液など複数人分の検体をまとめて検査するプール法による次世代型の全自動多検体検査法の早期確立を目指す。

 現在、世界的な規模で同ウイルス感染の第3波に見舞われており、同ウイルスへの感染状況を把握し適切な医療を提供するため、大量の検体を効率的に検査する方法としてプール法の利用促進が検討されているという。

 共同研究では、北里研究所が保有するプール法の技術開発の要となる「特異的抗体によるウイルス粒子、ゲノムRNAの高度濃縮技術」、東洋紡のDNAポリメラーゼをベースとする研究用試薬の技術、椿本チエインの全自動化技術を組み合わせ、画期的な検査システムを構築。3月末までに実証実験を終わらせ、6月からの実用化を目指す。