メーカー別 繊維ニュース

LIVING-BIZ vol.67(11)

2021年02月16日(Tue曜日) 午後4時54分

〈アルテモンド/抗ウイルス加工生地を備蓄販売/寝装やテーブルウエアへ提案〉

 ホームファッションテキスタイルを備蓄販売するアルテモンド(大阪市中央区)は、シキボウの抗ウイルス加工「フルテクト」使いの綿織物の備蓄販売を始めた。3タイプの生地をそろえて寝装やテーブルウエア、エプロン向けへ提案する。

 新型コロナウイルス禍で顧客の要望も踏まえて打ち出す。

 綿100%で抗ウイルス加工の40番手サテンストライプ(幅160センチ×長さ55メートル前後、4色)、20番手オックス無地(150センチ×55メートル前後、1色)、20番手オックスプリント(150センチ×55メートル前後、7色)を備蓄販売する。

 40番手サテンストライプは、サテンとブロード組織を交互に配列し、7ミリ幅のストライプ模様で程よい光沢感がある。薄地で軽くシーツやカバーリング、ピロケース、パジャマ、エプロン向けに訴求する。

 20番手オックス無地は、経糸20番手×緯糸16番手の中肉厚でテーブルクロスやランチョンマットに提案する。カラーはオフ白以外も順次追加していく考え。モロッコ調タイル柄の20番手オックスプリントは、テーブルクロスやクッション、エプロン向けに提案する。

 生地は大阪南部で製織。染色と抗ウイルス加工はシキボウ江南(愛知県江南市)が基本だが、オックスプリントはシキボウの品質管理の下、和歌山染工が行う。

 抗ウイルス加工が分かるようにフルテクトの専用ラベルのほか、織ネームや布製シールも用意する。

〈フランスベッド/高衛生羽毛ふとん発売/羽毛に加え側生地も〉

 フランスベッドは1月下旬、基幹シリーズ「ライフトリートメント」から、高衛生羽毛ふとん「ジョウリュウ プラス」を発売した。制菌・アレルギー対策・消臭加工を施した羽毛を用いた高級羽毛ふとんPB「ジョウリュウ」を進化させ、側生地にも羽毛同様の衛生機能を付与した。

 生地表面やふとん内部に入り込んだ細菌を抑制するだけでなく、ハウスダストや花粉などのアレル物質を無害化。汗臭・加齢臭・排せつ臭・ペット臭・たばこ臭といった5大悪臭を無臭因子に分解し、臭いの吸着を防ぐ。

 側生地は、銀の力による抗菌防臭が特徴の「ミューファン」、速乾性の高い綿・ポリエステル混「ミフビィ」、繊細でしなやかな光沢と均整度がとれた希少なインド綿「セーラムスビン」と、ニーズに合わせて3種類用意した。襟元に継ぎ目がなく首元と肩に優しくフィットする「ネックラウンド仕様」、立体キルトと立体縫製を掛け合わせた「パワードームキルト」といった設計にもこだわる。

 いずれもオールシーズン対応、合掛け、肌掛けを用意(セーラムスビン使いは1枚タイプも)。シングル、ダブル、クイーンの3サイズ展開で価格は6万~62万円。全国の家具店、百貨店、ホームセンターなどで販売し、初年度は3千万円の売り上げを目指す。

〈ジヌスジャパン/マットレスや椅子を新発売/おうち時間を快適に〉

 マットレスを主力に家具を製造・販売するジヌスジャパン(東京都港区)は1月、くつろぎチェアやマットレス、マットレストッパーなどの新商品を相次いで発売した。高品質で手頃な価格の寝具・インテリアを通して快適な“おうち時間”を提供する。

 世界20カ国で1500万台超の販売実績があるウレタンフォームマットレスでは、5種類の新商品が登場した。“ポケットコイル+高密度フォーム”は、ホテルでも多く採用されている包み込まれるようなホールド感・ボリューム感のユーロトップ仕様。それでいて、シングル2万1900~ダブル3万1900円とリーズナブルな価格で展開する。

 初めてベッドマットレスを使う人にお薦めの“ボンネルコイル+ラテックスフォーム”、冷たい感触のジェルをフォームに組み込んだ“低反発クールマットレス”なども1万円台からと買いやすい。銅イオン入りフォームのトッパーは、優れた防臭性と吸湿性、冷んやりとした寝心地が特徴。5センチ厚のクッション性で、古くなった敷寝具の寝心地を改善する。6990円から。

 くつろぎチェアは人間工学に基づく設計で腰の負担を軽減。曲線的なデザインでリゾート気分を演出する。3色展開で2万3480円。これら新商品はアマゾンのジヌス公式ショップで販売している。

〈良品計画/家具のサブスク本格始動/ESG経営を加速〉

 「無印良品」を展開する良品計画は1月15日、家具のサブスクリプション(定額制)サービスを、国内182店舗で本格始動した。新型コロナウイルス禍で生活が大きく変化する中、暮らしの基本となるベッド、デスク、チェア、収納用品などを対象に展開している。

 既に昨年7月から約3カ月間の期間限定で、無印良品と「イデー」の家具・インテリア用品6種セットの月額定額サービスを実施していた。その好評を受けての本格化。「単品でのサービスが欲しい」との要望にも応える。展開店舗数も昨年の7店舗から大幅に増やした。

 年単位契約で1~4年のプランを用意。例えば、脚付マットレスのダブルセットは税込み4万9900円だが、4年契約時の月額定額料金は同1010円(合計4万8480円)。契約終了後は返却するため、処分の手間や費用も要らない。返却された家具はメンテナンスして再利用したり、中古品として販売するなどし、廃棄物の削減につなげる。

 同時に一部生活雑貨の値下げも実施。商品開発の基本である「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」を絶えず追求する中で実現した。収納用品やハンガー、食器など52品目を値下げした。

 これらを通して、創業来追求する「環境」「社会」に配慮したモノ作りとサービスを究め、ESG(環境・社会・企業統治)経営を加速させる。