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旭化成スパンボンド〈タイランド〉/新系列稼働に万全期す/設備、部品の国産化を推進

2021年03月19日(Fri曜日) 午後1時29分

 旭化成のスパンボンド不織布製造タイ子会社、旭化成スパンボンド〈タイランド〉は2021年度(12月期)の重点課題として秋に予定している新系列立ち上げに万全を期すことを掲げる。このため原料高騰や物流混乱など不安要素への対応に取り組む。

 同社が製造するポリプロピレンスパンボンド(PPSB)不織布は紙おむつなど衛材用途が中心。新型コロナウイルス禍で一部サプライチェーンの混乱もあったが需要が大きく減退していない。このため20年度は新型コロナ禍の影響も比較的軽微であり、順調な稼働と出荷を維持した。

 21年秋には3系列目の製造ラインの立ち上げを予定する。このため21年度は計画を着実に実行することが最大のテーマとなる。現在、PPSBの原料価格が高騰していることから、コストアップを抑えることも課題とする。

 サプライチェーンの混乱は落ち着いたものの、物流の混乱が続いていることは不安要素となる。コンテナ不足や遅延が続いていており、新型コロナ禍による人の往来が容易でない状態も続く。こうした中、安定した稼働のために設備や部品のタイ国産化に取り組む。