日本繊維機械学会/副会長に豊田氏、三木氏を選任

2012年06月08日 (金曜日)

 日本繊維機械学会はこのほど年次総会を開き、副会長に豊田自動織機の豊田鐵郎社長とTMTマシナリーの三木勝策社長を選出した。木村照夫会長(京都工芸繊維大学教授)と喜成年泰副会長(金沢大学教授)は重任。任期は2年。

柴田氏、村田氏 名誉会員に選出

 日本繊維機械学会はこのほど、これまで副会長を歴任するなど学会への功績を讃え、東洋紡の柴田稔名誉顧問と村田機械の村田純一会長を名誉会員に選出した。

6氏をフェローに

 日本繊維機械学会はこのほど、学会と繊維産業に多大な貢献をした会員を顕彰するフェローに新しく6氏を認定した。今回認定された6氏は、以下の通り。

 太田健一氏(武庫川女子大学教授)、太田敦之氏(たいへい社長)、岡本陽子氏(神戸女子大学教授)、鞠谷雄士氏(東京工業大学大学院教授)、松本陽一氏(信州大学教授)、余語壯孔氏(ティ・ワイ・テックス代表取締役)。

学術奨励賞など発表

 日本繊維機械学会は、このほど開催した年次大会で今年度の日本繊維機械学会賞を発表した。論文賞、技術賞は該当者なし。学術奨励賞2件、ベストポスター発表賞1件を選んだ。受賞者は以下の通り(敬称略)。

 学術奨励賞=木村航太(信州大学)「運動効果工場のためのトレーニングインナーウェアの設計」、吉井翔一(信州大学)「ツインステープルコア・ヤーン構造の制御」

 ベストポスター発表賞=東一誠(金沢大学)「2軸フリクション仮撚における糸太さの評価とその制御」