製品・サービス／介護の今／第42回国際福祉機器展 ＨＣＲ2015から
2015年09月28日 （月曜日）
ボンマックス／最高のスマイルを
ケアウエアカタログ「ナチュラルスマイル」が好調なボンマックス。様々な施設・サービスに対応するベーシックで高感度なデザインと機能性、リーズナブルな価格設定が特徴で、ＨＣＲの出展で、「非常に引き合いが増えており、好調に推移している」という。ブース番号は2―13―06。
カタログは、ものまねタレントとコラボレーションしたユニークなイメージ。今回展のブースでも「カタログのイメージを受け継いだ『笑顔』があふれる内容にしたい」と意欲をみせる。
イチ押し商品「裾ラインポロシャツ（ＭＳ3117）」は快適な着心地が自慢のスポーティーポロシャツ。通気性に優れたハニカムメッシュ素材を使用し、着心地抜群。袖口と裾のリブ部分には、スポーティーな印象のラインを配置し、8色のカラーを用意している。
カーシーカシマ／ブランド価値再認識へ
カーシーカシマのカタログ「ハートグリーン」は介護・福祉、リハビリ施設、病院などの業種に向けてレディースユニフォームの技術とノウハウを生かした提案を続けている。今後の強化ポイントは「参入企業も増えるなかで、より差別化したブランド価値の伝わる商品展開と、商品を市場に乗せるため動機づけのある販促に力を入れていく」こと。
ＨＣＲ2015のブース（5―10―08）は「次世代介護施設を演出」がコンセプト。ブース全体を通して、見ただけで伝わる次世代介護施設の空間をイメージさせる。
ブランド設立から10周年目を迎え、展示会への出展も10回目になり、“おもてなし介護服”のパイオニアとして展開してきた市場ニーズに合ったブランド価値を再認識してもらう展開を考えている。
明石SUC／〝新しい切り口〟のウエア
明石スクールユニフォームカンパニー（明石ＳＵＣ、岡山県倉敷市）は、介護ウエアとしてデサントとコラボした「ルコックスポルティフ（ルコック）」と自社ブランドの「ラベルジェテンダー（テンダー）」を展開している。
どちらとも介護現場で必要な機能性をしっかりと抑えつつ、ルコックはスポーツブランドならではの可動性、フランスブランドならではのデザイン性など従来のウエアには無い機能性・独自性を追求している。テンダーは落ち着きのある有料老人ホーム向けからパステルカラー中心のアイテム展開まで豊富なバリエーションをそろえる。
ＨＣＲのブース（5―10―05）では「スポーツブランドから生まれた新しい切り口のケアスタッフウエア ルコック」をアピールし、さらなる浸透を目指す。
トンボ／「栗原はるみ」発売
トンボ（岡山市）は、料理研究家として知名度が高い栗原はるみ氏とのコラボ企画、「栗原はるみ」ブランドの介護ウエアの販売を本格化する。女性介護士が主なターゲットで、リネンサプライ向けを意識して工業洗濯が可能な商品を充実。ユニフォームだけでなく、介護現場で定番のエプロン、倉敷産の帆布を使ったバッグといったアイテムもそろえる。
ＨＣＲのブース（2―13―07）では「RADIANT PLACE（光かがやく場所へ）をテーマに栗原はるみを中心に展示。家庭的、家族的なサービスを目指す特別養護老人ホーム（特養）や有料ホーム、訪問サービス系事業者などへ訴求する。既存ブランドの「キラク」も介護現場が楽しく、明るくポップなカラーのウエアを充実させる。
シーユーピー／新しいスタイルの創造
シーユーピー（岡山市）は、細分化されるサービス業態に合わせ、職種別にユニフォームの開発・提案しており、好評となっている。今後はさらに職種特化させ、新しいスタイルの創造を目指す。
ＨＣＲのブース（4―05―10）では清潔感がコンセプト。暖かみのあるホワイトを基調とし、ユニフォームが映えるブースに仕上げる。また、来場者が入りやすい開放感のあるブースにし、より多くの方に直接ユニフォームを手に取って良さを感じてもらえるよう商品も多数そろえる。
機能だけでなくおしゃれも意識した新商品の展示とともに、職種別にコーディネートしたマネキンをそろえ、シーンに沿ったユニフォームを紹介する。特養、老健、有料老人ホームといった施設のスタッフ向けユニフォームを強化するとともに、バッグなど関連商品も展示予定。産学共同研究した商品コーナーを設け、数値的な裏付けもアピールする。
住商モンブラン／「ローラアシュレイ」訴求
住商モンブランはイギリスのブランド「ローラアシュレイ」の医療・介護ユニフォームを発売する。アイテムはレディースのナースウエア、スクラブ、ドクターコート、介護用ポロシャツ、色柄や型の違いも含め30品番で展開する。ブース番号は5―10―07。
デザインは同ブランドならではの明るい色彩の花柄プリントが特徴で、自然な美しさのなかに優しさと信頼感を表現した。伝統と時代のトレンドが調和した上品な世界観と、同社の定評あるシルエットや細部にこだわった女性的なデザインを融合して医療・介護現場に提案する。同ブランドは1953年ロンドンで創業。独自のプリント生地製造からスタート、世界的に人気がある。